第17巻4025番歌はこちらにまとめました。
第17巻 4025番歌
| 巻 | 第17巻 |
| 歌番号 | 4025番歌 |
| 作者 | 大伴家持 |
| 題詞 | 赴参<氣>太神宮行海邊之時作歌一首 |
| 原文 | 之乎路可良 多太古要久礼婆 波久比能海 安佐奈藝思多理 船梶母我毛 |
| 訓読 | 志雄路から直越え来れば羽咋の海朝なぎしたり船楫もがも |
| かな | しをぢから ただこえくれば はくひのうみ あさなぎしたり ふなかぢもがも |
| 英語(ローマ字) | SHIWODIKARA TADAKOEKUREBA HAKUHINOUMI ASANAGISHITARI FUNAKADIMOGAMO |
| 訳 | 志雄(しを)街道からまっすぐ越えてくると、羽咋(はくひ)の海は朝なぎ時だった。こんな時、舟の梶でもあればよいものを。 |
| 左注 | (右件歌詞者 依春出擧巡行諸郡 當時<當>所属目作之 大伴宿祢家持) |
| 校異 | 氣比 氣 [元][類] |
| 用語 | 天平20年春、年紀、作者:大伴家持、地名、石川、部内巡航、能登、叙景、羽咋、羈旅 |

